吹奏楽部
今回取材に伺ったのは、第38回ニューイヤーコンサートが終わったばかりの平日放課後。
節目の演奏会を終えて、少しホッとしているのかな?という空気感を感じました。
入学前から楽器経験者だった部員ばかりとのことで、自主性を尊重して日々の活動が行われている様子でした。
年間を通して、地域のイベントや行事で演奏を披露する機会が多く、日本最大の国際ウォーキング大会、東松山スリーデーマーチでも、毎年、参加者への応援演奏を行っています。

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吹奏楽の魅力は?
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合奏する時の音と音が重なり、共鳴する瞬間。
一人では味わえない、団体ならではの演奏活動。
コンサートを終えた時の達成感。
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松女吹奏楽部の自慢を教えてください。
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部員みんなが仲よし!
みんなかわいい。
全員素直で、本当に良い子ばかり。
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これからの目標は?
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どの演奏活動においても、聴いてくださる方に楽しんでもらう。
聞いてくださる方の心に残る演奏がしたい。
顧問の先生方が、とても熱心であること、部員の技術や意識を上へ上へと高めてくださることに、きちんと感謝の気持ちを持てている部員たちは、とても素晴らしいと感じました。

バレー部
練習中の体育館へ伺うと、部員の皆さんが大きな声で、気持ちの良い挨拶をしてくださいました。
練習中も声が大きく、とても活気がありました。
週末は、練習試合をたくさん組んでくださる顧問の先生のおかげで実践練習ができていて、充実しているとのこと。
部長さんとマネージャーさんにお話を伺いました。

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松女バレー部の自慢は?
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部員みんな仲が良い。
チームの連携が良い。
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チームの目標は?
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県大会ベスト8を勝ち取ることです。
ポジションがリベロの部長さんは、『レシーブの良いチームはブロックも良いといわれるので、とにかく確実なレシーブを心掛けている』そうです。
顧問の先生について伺うと、アメとムチの使い分けが上手で(たまに本当の飴もくださるそう)、練習中のミスにカミナリが落ちることもあるけれど、あとから優しい言葉もいただけるので信頼しています、と。
また、マネージャーさんはとても気配りのできる方で、取材中もOGである私たちに、椅子を用意しましょうか?と声をかけてくれたり、帰るときには、体育館の重い扉を先回りして開けてくれたり、細かい配慮にありがたい気持ちがこみあげてしまいました。
毎日の練習と勉強の両立は大変だと思いますが、これからも文武両道で頑張ってね!と、エールを送りたいです。

剣道部
立春間近とはいえ、夕方も5時近くなると足元から冷気が忍び寄ってきます。しかしそんな寒さを吹き飛ばす掛け声と床を蹴る音が、格技場いっぱいに響き渡っています。「百折不撓」松女剣士たちは躍動していました。

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練習時間や合宿、練習試合、大会などについて教えてください。
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練習時間は、平日は16:00~18:30、休日は9:00~12:00です。
大会や練習試合は頻繁にあります。合宿も昨年は新潟の中里に行ってきました。
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学習との両立は大変ではありませんか?
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練習後に塾に行くなど、毎日勉強するようにはしています。(まさに文武両道ですね!)
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剣道の魅力とは何ですか?
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礼儀が身につき、挨拶や返事がきちんとできるようになります。作法は厳しいので、他のどこよりもしっかりしていると思います。ただ、練習の場を離れると、みんな仲がいいですよ。顧問の先生も練習中は厳しいですが、普段は部員との距離感が近くて、本当に楽しいです。
凍えるほど寒い時でも練習するので、厳しい状況に負けない、人としての成長が感じられます。
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剣道は一瞬で勝敗がついてしまいますが、判定に不満を持つようなことはないのですか?
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審判への抗議は反則です。だから、誰が見ても勝ったと思われる1本を決めなければと思います。
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試合中、何か考えていますか?
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とにかく落ちついて、相手をよく見て、戦術を練ります。
考えすぎて動けなくなることがあるので、無心ですね。
団体戦と個人戦では違うのですが、団体戦の時は、後の人につなげられる試合を、と考えます。しっかり決めて、よい流れをつくることを考えています。
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剣道をやっていたからこそ、今の私は〇〇
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好きなことを続けられる幸せを感じています。
体力がつきました。できることが増えていきます。
しっかり話せるようになりました。人をまとめる力もついたと思います。
強い人は心も強い。本当に優しい。そんな「強い」人に少しでも近づきたいです。
一人の部員さんが、「試合中、これを打たねば先生に怒られると考えています」と照れながら答えた時、「あなただけだよ」と起こった爆笑の渦。引きしまった表情で竹刀を構えるみなさんが素の女子高校生にもどった瞬間です。微笑ましくなりました。
日々練習に励む松女剣士の目標は、心身ともにさらに高みを目指すこと。そして、県大会ベスト32を勝ち取ることです。
薄暮の戸外で、私たちも少し胸を張り、空を見上げていました。

新聞部
「入学当初、先輩部員がゼロだったので、私たちで新たに新聞部をつくったという自負があるんです」
新聞部は一年生3人で活動していますが、先輩方の輝かしい歴史を受けとめつつ、自分たちがしてきたことに胸を張る姿が、とても爽やかでした。
活動の中心は、年3~4回発行の「松女高新聞」。近日発行を知らせる掲示板のポスターには、伝えたい思いがあふれていました。

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なぜ、新聞部に入ったのですか?
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先輩がいなかったので、一から自分たちでつくりあげることができるという思いと、私たちの手で新聞部をたてなおしたいという思いがあったからです。
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高校生の視点で、興味あるできごとは何ですか?
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「松女高新聞」には、主に文化祭や体育祭などの行事に関する記事を掲載しているのですが、実行委員さんに取材して、行事が仕上がっていく過程などを知ることができるのは興味深いです。なかなか外側からは分からないので。
部活動の取材もするのですが、いろいろな部活に仮入部した気分になり、とても楽しいですね。
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ジャーナリストの視点で、最近の興味あるできごとは?
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暗いニュースばかりなので、明るいニュースにフォーカスしたいです。ほっこりするような。
記者会見で質問する記者さんが、いい所をついているなと思った場面がありました。記者の視点で見ることって勉強になります。
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今後、特集記事を組むとしたら?
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マラソン大会や水泳大会などの行事、部活動の結果など、いろいろありますが、来年度は百周年を迎えるので、特別な取組をしたいです。部活動の歴史などを調べて特集するのもおもしろそうですね。
時間的に余裕があり、いろいろなことが試せる高2の学年で、百周年が迎えられるのは、奇跡だと思うんです。松女に入って本当によかったです。
パソコンに向かい、作業を始めたみなさんの様子をのぞかせていただきました。校正の赤ペンで真っ赤になった原稿を手に、真剣に話し合う若きジャーナリストたちの「百周年記念特集」の記事が、今から楽しみです。

家庭部
インタビューも終盤にさしかかった時、部長さんから驚きの情報が語られました。
「松女のお隣にできたコーヒーハウス『COYANO COFFEE』さんとコラボのお話があるんです」
なんと!! コーヒーハウスの店長さんからの依頼で、女子高校生がいつどんなコーヒーを好んで飲むかという調査協力と、オリジナルブレンド作りのプロジェクトが、すでにスタートしているのだとか。
熱量がどんどん増していくインタビューでした。

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活動内容を教えてください。
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1学期は文化祭で販売する焼き菓子の練習や手芸品製作を行い、2、3学期は調理を中心として活動しています。(そういえば文化祭の焼き菓子の美味しかったこと!)
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家庭部を選んだ理由は?
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自分の力で、一つのことを進めていき、実現できると思ったからです。例えば文化祭企画を自分たちの力でやり遂げることは、そう、「経営」にも通じますよね。
私は友だちに勧められて入部したのですが、今は入部して本当によかったと思っています。文化祭でも活躍できるし、周囲に貢献できますから。
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部活動で得た、新しい発見は?
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楽しいことはもちろんですが、共同で作業する時の効率を考えるなど、勉強以外の成長が感じられました。文化祭の準備をみんなで頑張って、作りあげ、形になっていく達成感も味わうことができました。地域のみなさんとのつながりの強さも新たな発見です。
個人作業がないから、よけいに仲間意識が生まれるのかもしれません。仲間がいるから幅広い活動ができ、挑戦しても失敗しても大丈夫と思えるのは嬉しいですね。
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これからどんな活動をしていきたいですか?
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部員たちでアイデアを出し合い、手芸品製作では、キーホルダーやトレカケース、ハーバリウムペンなどいろいろなものを作りたいです。文化祭で販売して、今年も完売したんです。そして『COYANO COFFEE』さんとのコラボ。活動も忙しくなりそうです。百周年に向けての取組も楽しみです
「これから」を語るみなさんの瞳は、まさに輝いていました。コラボ商品のオリジナルブレンドが完成したら、真っ先に飲みに行きたいですね。

自然科学部
1月某日放課後、化学室を訪問するとセーラー服の上に白衣をまとった部員た
ちが温かく迎えてくれました。
松女祭では、毎年恒例「スライムつくり」が訪れる小学生たちに大人気!また
葉脈しおりも大好評とのことです。
部長さん、副部長さんに伺いました。

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自然科学部の自慢は?
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みんな賑やかでアットホームなところです。
みんなが主役になれるところです。
それぞれが個性をだせているところです。
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自然科学部の活動の魅力は?
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身近にあるものを使って学べること。
みんなで協力できること。
(この部に入って)学ぶこと、考えることが苦ではなくなったこと。
失敗をしたときに 何が足りなかったか、どう改善したらよいか、みんなで成功へ導くプロセスがとても楽しい。
取材に伺った日は≪でんきでパンを作る≫という実験の準備中で、牛乳パックやアルミホイル、ホットケーキミックス、たまごやバターなど調理実習のような材料が並び、各班ごとにプレーン・ココア味・紅茶味・紫芋粉入り(色が変化するのを見られるため)の4種類にトライ。どんなパンになるのかな、というキラキラした表情が印象的でした。
リケジョは(筆者の勝手な思い込みで)大多数がクールな女子ばかりと思っていましたが、自然科学部の後輩たちはとてもお茶目な可愛らしい女子高生でした。
秋の松女祭にはぜひ葉脈しおりを購入したいと思います。OGの皆さんも100周年の松女祭を訪れて自然科学部をのぞいてみませんか?

華道部
大変長らくお待たせしました。同窓会報でシリーズ化されておりました、現役松女生の「部活動紹介」。ホームページ版として登場です!
今回ご紹介するのは「華道部」です。
よく晴れた、とは言え、師走らしい空気の冷たさが部屋に満ちる中、松﨑先生のお話が始まると、生徒の皆さんは微動だにせず聞き入ります。先生の模範の生け花は、花器の中で次第に「作品」という新たな生命が生み出されていくようで圧巻でした。この日の花材は「赤芽柳、アイリス、スプレー菊、ドラセナ」。活動が始まると、生徒の皆さんの花器の中にも、それぞれの世界観が広がっていきました。
華道部は「日本の伝統文化の一つである華道を通して、心豊かな人材を目指しています。花と語り合いながら、美しい姿、部分を見つけ出し、生かして、それぞれ思い思いにのびのびと生けています。そして、日々の忙しさを忘れ、生け花に癒されています」とのことですが、皆さんのお話を伺うと、確かに、花と語り、花に癒されている穏やかさが伝わってきます。お話のいくつかをご紹介します。

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華道の魅力、華道部の魅力は何ですか?
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A いろいろな花を知ることができます。知識が豊富になりました。
A 感性が豊かになることです。美しいものを美しいと思えるようになりましたね。
A 枝ぶりや花が一本一本違うので、先生と同じようにと思っても、全く違う仕上がりになります。それでも先生が褒めてくださるとうれしいですね。
A 最後にもらったベルの飾りを、どこにつけるか悩む時のようなワクワクする時間が好きです。
A お花の香りがそれぞれあって、違いを楽しむのが良い感じです。
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華道を始めて、生活に変化はありますか?
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A 道端の花にも目が行くようになりました。
A 家に持ち帰って、もう一度生けて飾るのを、家族が楽しみにするようになりました。特に、父ですね。
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華道部自慢をお願いしいます。
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A 明るく元気なところです。
A 先生がとてもフレンドリーで、楽しいです。
A 品があります。
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今日の作品のテーマは何ですか?
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A 「自由」です。
A 「風」です。
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今後、どんな活動をしていきたいですか?
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もっと大きな作品にチャレンジしたいです。

クリスマス間近ということで、この日先生は、皆さんにクリスマスの飾りの「ベル」を手渡していました。
「和」のイメージの華道の作品にベル?と思いましたが、皆さんが、思い思いの仕上げとして赤芽柳につけたベルのなんとすてきなこと!
長い歴史を持つ伝統文化は、若い感性で、新たな世界を広げていくのかもしれません。華道部の皆さんが大切にしている「品格」を重んじつつ。