松山女子創立百周年を記念しての同窓会総会を開催し、多くの同窓生と共に、母校の百寿をお祝いしました。当日は学校からも、黒田校長先生をはじめとして、六名もの先生方がご参加くださいました。

 オープニングは松女音楽部によるミニコンサート。校歌やコンクール曲など八曲を披露してくれました。力強く、それでいて澄んだ歌声が会場いっぱいに響き渡り、私たちの心を充していきました。一緒に歌った校歌は同窓生の繋がりの感じられる特別なものとして、参加者の記憶に残ることでしょう。

 第一部は同窓会の活動についての議事です。「令和5年度及び6年度の事業報告・決算報告」「令和7年度及び8年度の事業計画・予算案」「寄付金の使途」などについて討議されました。皆さまからの承認を得ましたので、事業の確実な実施に努めたいと思います。(詳しくは来年3月発行予定の会報4号でお知らせします)

 第二部は同窓の元TBSアナウンサー、長峰由紀さん(昭和57年卒)の記念講演でした。「あの教室から今の私へ」〜思い出はエネルギー〜という演題で、エネルギーを持て余していた松女時代のご自身の様子を、ユーモアを交えながら話してくださいました。厳しくも温かい先生方とのエピソードは私たちの思い出とも重なるものです。恩師の想い、そして、TBS時代の様々な方との出会いから受けとったメッセージが、今、ご自身が歩まれている道に繋がったとのお話でした。現在は広島の被爆体験伝承者として、被爆者から聞き取った体験を語ることで戦争の悲惨さや平和の尊さを伝える活動に取り組んでいらっしゃいます。凛として輝く女性がここにもいました。

 在校生からはパワーを、長峰さんからは刺激をいただき、活気に満ちた総会となりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です